てぃーだブログ › Wo_Wo_Ni_Ni !! › まなざし › たなごころ - 2 -

2008年08月07日

たなごころ - 2 -

 先日或る脚本家は会見でこう述べたという。
「これが最後という気持ち。テレビ局が視聴率だけを考え、現場が悪くなった」

 たまたまこの言葉を読んだ瞬間、午前中(5日) かの大手中古書店・コールセンターとやり取りした際の
何ともやるせない、枯渇した感覚が胸の中で蘇り、重なった。
非常に内容の濃い、丁寧な仕事ぶりの、珠玉の童話集が
何故「価値がない」と言われ、顧客の要望を無視して勝手に
”古紙回収業者”に回されねばならないのか?
その時受話器の向こう側の相手は手違いで本を出してしまったことに関しては謝罪したが、
査定に関してはとりたてて珍しいことでもないかのようにこう答えたのだ。
「内容ではなく、状態が綺麗かどうかで値段はつきますから」

 (※  上記一件については、その後出張買い取りの担当者側から改めて謝罪の電話があり、 
       現在一部は返還の手筈が整い始めている  ・ 続く)

 yugafu




 

同じカテゴリー(まなざし)の記事
Posted by yugafu ( Felix ) at 01:34│Comments(0)まなざし
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
■ 各種オリジナルページへ
サイトマップ
ブログ記事一覧を見る
アルバム
写真の一覧を見る